トラウマ ブレイン インジャリー(外傷性脳損傷)おける、

頭蓋、軸骨格の影響とベクター フォース

 

日程 2017年 8月23日~26日(4日間)

会場  愛知県名古屋市 東別院会館

講師 Dr.Kenneth  Graham

オクラホマ州立大学オステオパシー学部名誉教授、サザーランド クラニアル ティーチング ファンデーション 上級講師

昨年のSCTFの継続教育、今年のクラニアル アカデミーの学会でのトピックは外傷についてでした。

貴方は正常モデルではなく外傷モデルについて、どの様にオステオパシー的に診療して良いが御存知ですか?そして、各いろいろなタイプの外傷があるなか、それらをどの様にそれぞれ、診断し治療をすれば良いか御存知ですか?


通常、各教育機関では正常モデルの解剖生理を学びそのバイオメカニカルな動きを学習し、その検査をし手技を施す。

はたして、それだけで十分でしょうか?

外傷には交通事故を代表とし、スポーツや日常のなかや非日常として、戦場などこれらの中でおこる、メカニズムは、私達がいままで学習したもので十分でしょうか?

そして、患者さんに対して素晴らしい結果をだしていますか?

より素晴らしい結果をだすためには、外傷がどの様に起き、解剖学的に生理学的に病理学的にも何が起きているのか?そのメカニズムを理解し、その為の有効を検査と治療法をしらなければなりません。


今回このコースではDr.グラハムからいろいろなタイプの外傷の解剖学的にも生理学的にも病理学的にも起こっている、現象をあきらかにしていただき、それぞれのタイプの理解とそれらをどの様に診断し治療するかを明らかにしていただきます。

コースの中ではこれらの内容を中心に行っていきます。

外傷性脳損傷(TBI)とは何か?
脳挫傷と脳震盪の症状、脳への衝撃と対側への衝撃のメカニズム、爆発性の震盪が脳にどのような影響を与えるか。軸索の外傷のメカニズム。外傷性脳損傷と心的外傷後ストレス障害の比較、震盪後の症候群

外傷後の硬膜、随膜などの結合組織

血管周囲の繊維芽細胞

グリンパティック システム(脳内リンパ循環)の病理学と神経変性疾患

グリオーシス
グリア細胞の損傷のプロセス、CNSの損傷の反応でグリア細胞が変化するプロセス。

外傷における、ベクトルとフォースにつて、垂直ベクトルのような、単純ベクトルから複合ベクトルについて解説していただきます。


これらのことを講義していただく予定です。

実際にそれを触診によってどの様に感じ、評価し、治療するか?それらは骨レベル、膜レベル、液レベルなどのどのレベルで起こっているのかを認識しアプローチしていきます。

会場 愛知県名古屋市 東別院会館
定員 24名

参加資格 

靭帯性関節ストレインを修了している者

クラニアルのコースを修了している者

または上記のコースを受講されてないかたは、当スタディーグループの来年行われる、補習コースを修了した者

このコースはサザーランド クラニアル ティーチング ファンデーションの上級コースに分類されるため、本来は、クラニアルアカデミー、サザーランド クラニアル ティーチング ファンデーションまたは、Dr.フライマンによる、クラニアル のベーシックコースの40時間を修了し試験に合格したものでないと、参加できませんが、

今回はDr.Grahamが特別に日本のオステオパスのために、靭帯性関節ストレインとクレニオのコースを修了している、方々は参加できます。

ただし、どの先生に何時間ならわれたかが問題となります。スタディーグループ事務局に問い合わせください。

なお、もし該当するコースを受講されてない方は、私達スタディーグループが来年、Dr.Grahamの指示のもと補修コースを開催します。参加されたかたは、出席可能となります。

Dr.Grahamは高齢のため日本来日は今回が最後となるかもしれません。是非このチャンスをお見逃しなく。