2016 年  バイオダイナミクスによる消化器へのアプローチ

 

7月9日~12日(4日間)

会場 :東別院会館  定員20名
講 師:ウイリアム フォーリーD.O. M.Sc.


このコースは消化器系とその他の部分の生理的働きとの関係に着目しながら全体性にフォーカスします。
オステオパシーは人間の手を加えられていない形態の中で人間の状態を知覚する努力を重ねつつも、常に科学にに根ざしています。
このコースで私達は、消化器系に関連した
胎生学、生理学、そして解剖学を復習しつつ、一方で消化器系が全体として機能している事の感覚的な体験を持つ試みをします。

話し合われるトピックは次の内容を含みます:

  1. オステオパシーの視点から、診断と治療の対象との関係で、消化器系の胎生学的発達。
  2. 最初にDr.ジェラスによって示された概念であるシームと、消化器系のシームに対する斬新なアプローチを含む、消化器系の機能不全に対する治療への応用。
  3. 人間の微生物環境と免疫系-消化器系とのつながりに関する最近のリサーチと、消化器系の健康にまつわる重要な箇所へのサザーランドのアプローチ。

このコースはオステオパシーに関するものです。特にここでは消化器系にフォーカスを置きます。消化器系は患者全体の健康との関係で軽んじられがちです。私達は免疫の役割と、その機能的な楽さの必要性についてもカバーします。ファンクショナルモデルを使って多くのレベルで探求できます。サザーランドのワークに反映したオステオパシーの原理とそれがどの様に新しいリサーチと関連しているかを出始めにします。
コースは皆さんの質問に沿いながら、次の様なトピックや実習を辿って行きます。

参加資格

コースの参加条件は40時間のベーシックコースをクレニアルアカデミー、SCTF.またはDr.フライマンから受けている事、そしてバイオダイナミクスのコースを1つ受けている事です。参加者はバイオダイナミクスのカリキュラム1~5を受けている事が望ましいですが、必要条件ではありません。
このコースはアメリカのオステオパス、医者、もしくはアメリカ国外で、その国のスタンダードに基づいた資格を持ったオステオパスで、その国で治療を行っている人にオープンです。

本来は日本のオステオパスのほとんどの方が、参加資格がありませんが、ある一定のレベルに達している方々はOKとなるそうです。審査がありますので、事務局にオステオパシーならびに過去の受けた教育について提出してください。

参加費 現在交渉中

CME
コースアウトライン

1日目:

  • イントロダクション  30分
  • フルーイッドボディの講義      90分
  • 全体の総合の実習  90分
  • 昼食      30分
  • 化器系の胎生学講義    90分
  • 消化器系のフォルクラム実習  90分
  • デモ    30分

2日目:

  • 質疑応答と復習  60分
  • シームの講義    90分
  • 昼食    30分
  • 免疫系-消化器系の関連性に関する講義  90分
  • 消化器系のシームの実習    90分
  • デモ    60分


3日目:

  • 質疑応答と復習  60分
  • 治療原理としてのバランステクニック  30分
  • 骨盤隔膜の講義と実習    30分
  • 肝臓の講義    60分
  • 休憩  15分
  • 胃上部のリリース実習      30分
  • OAリリースの講義と実習  30分
  • デモ    30分