この関節技法はオステオパシーの歴史の中で古くから使われ現在にいたるまで、これからも使い続けられる有益な技法です。
ほとんどの施術者の理解は直接法のための準備や直接法後の馴染ませるための循環させるためのテクニックだ、と確かにそういう面もありますが、単独としても使用できます。
テクニックとしては、スペンサー技法が有名ですが、他にも英国クラシカル・オステオパシーによるオシレーション、サーカムダクション、日本のオステオパシーの父、古賀正秀先生やミシガン・マニュアルで教えられる、Dr.メンネル の関節の遊び やスプリンギングなど多岐にわたります。
これらの様々な技法は短梃子と長梃子に分類されます。
これらをうまく利用すれば、関節周囲の結合組織だけではなく、上肢・下肢から正中へ筋・骨格、自律神経の刺激・抑制にも応用できます。
関節技法は直接法と思われがちではありますが、間接技法の要素も持っております。
より有効に利用するために各関節の形態の理解、関節の受容器などの生理学の理解なども学習していきます。
そして、実際にはこのテクニックが使われきた背景が歴史的に違ったり、各オステオパシー医科大学によったり各先生によっても用途が違います。
それらの技法の種類、用途など、基礎から臨床応用まで紹介していきます。
モビリゼーション
長梃子
短梃子
オシレーション
シェイクダウン
関節の遊び
スプリンギング
サーカムダクション
など、AT スティル、リトルジョンなどの古典的な技法から、最新の運用の仕方まで学習していきます。
日程 平成29年 9月3日、10月1日、10月22日、11月26日、12月17日、全5回
講師
会場 :高浜エコハウス(予定)
〒444-1333 愛知県高浜市沢渡町4丁目6−2
TEL:(0566)52-2299